はじめまして。「僕らのマンションアカデミー」へようこそ
マンションに住んでいると、分からないまま何となく過ぎてしまうことがたくさんあります。
管理組合のこと、修繕のこと、お金のこと…。
仕事柄、こうしたテーマに触れる場面は多く、「もっと早く知っておきたかった」という声を何度も聞いてきました。
そのたびに、「住民の方が必要な情報にもっと簡単に触れられる場があればいいのに」と感じてきました。
そこで今日から、マンション暮らしの “ちょっと難しい” を、やさしく整理してお届けするブログ——
『僕らのマンションアカデミー』を開校します。
まずは自己紹介を兼ねて、このブログを立ち上げた理由や、これから扱っていくテーマについてお話ししたいと思います。
■ このブログを立ち上げた理由

● マンションには“情報格差”がある
同じ建物に住んでいても、管理や修繕に関する知識には大きな差があります。
管理費や修繕積立金は毎月払っているのに、その使い道をよく知らない。
総会の議案書を見ても、難しそうで読む気が起きない。
管理規約?長期修繕計画書?ナニソレ?
これは住民の意識の問題ではなく、説明される機会が少なすぎることが原因です。
● 「知っていれば避けられた」失敗が多すぎる
私はこれまで、分譲マンションの管理・修繕に関わるコンサルとして多くの現場を見てきました。
そこで感じるのは、
誤解や情報不足が原因でムダなトラブルが発生しやすいということ。
たとえば——
- 修繕積立金が適正かどうか判断できない
- 管理会社と管理組合の役割の違いが曖昧
- 理事になったが何をすればいいのか分からない
- 修繕工事の見積書の見方が分からない
こうした「知らないだけ」で損しているケースを、あまりに多く目にしてきました。
● 管理の主役はあなたです
マンション管理の世界は専門用語が多く、一般の方にはとっつきにくいものです。しかし、管理の主体は住んでいる皆さんです。(正確には区分所有者)
「管理は専門家に任せているから大丈夫!」と思っている人は要注意!信頼することと、丸投げすることは異なります!管理会社だって営利企業なので、利益をとれるところからは取ろうとしますし、昨今話題の「工事会社による談合」や「組合員なりすまし」などは、管理組合の脆弱性をついてきています。こんな事件が起こる原因はいくつかあると思いますが、私はこれらの原因の一つとして区分所有者とそれを取り巻く関係者との『情報格差』が挙げられます。
この『情報格差』をなくすことで、自分たちで考え行動できるようになることが、管理が行き届いているいいマンションになると考えています。(ちなみに、管理会社へ丸投げされるよりも、自分たちの意思を持っている管理組合の方がコミュニケーションが取りやすく、実務はやりやすいです。)
だからこそ、現場で見てきた経験を活かして、
住民の方が“理解しやすい言葉”で整理して伝えたいと考えました。
マンション管理を専門家だけのものにしたくない!マンションに関わるみんなで暮らしをより良くしていきたい。
(団地ってなんか自分たちで暮らしを守って生活している感じがあるじゃないですか。私自身、ああいう人が集まって暮らす風景になんとも言えない郷愁を感じます。)
それがこのブログを始めた理由です。
■ マンション暮らしは「知らないと損」が多い

● 毎月払う管理費・修繕積立金の仕組み
マンションで一般的に誤解されているのが、
「管理費と修繕積立金って、どう違うの?」という疑問です。
この理解が曖昧だと、
“どこにお金を使っているのか分からないマンション”
になります。
実はこのあたりを知っているだけで、
建物の維持・管理の質が全く違ってきます。
● 管理会社任せにすると危険な場面もある
管理会社はマンション運営に欠かせないパートナーですが、
“管理組合が主体で意思決定すべきこと”も多くあります。
ときには、
- 契約の見直し
- 見積の比較
- 修繕の必要性の判断
など、住民側に判断が求められる場面もあります。
知識があれば、よいパートナー関係が築ける。
知識がなければ、丸投げになる。
この差は大きいです。
■ このブログで扱うテーマ

これからの投稿では、次の内容を中心に扱います。
● マンション管理の基礎知識
- 管理組合とは?
- 理事会の役割
- 長期修繕計画って何?
● 日々の暮らしに役立つコツ
- トラブルの予防
- 住民コミュニティの実情
- ルールの意味と上手な運用
● お金と資産価値
- 修繕積立金の適正額
- 築年数ごとの注意点
- 売却時に影響するポイント
● 現場コンサルとして見たリアルな話
「実際こんなトラブルがあった」
「こういう誤解が起きやすい」
など、生の情報も交えて紹介していきます。
■ 筆者プロフィール
私はこれまで、管理会社の技術者として、
大規模修繕工事や管理組合の運営支援に多数携わってきました。
専門分野は——
- 大規模修繕の一連の流れ(調査〜企画〜設計〜監理)
- 長期修繕計画
難しい言葉で説明するのではなく、
現場を知っている人間として、住民に寄り添う目線
で情報を整理して発信していきます。
※現在、保有資格は二級建築士のみですが、ご容赦ください。
■ こんな人に読んでほしい
- 初めてマンションに住む方
- 管理組合の役員に選ばれた方
- 資産価値を守りたいオーナー
- これから購入を検討している方
- 管理会社の若年社員
- 管理業界が気になる人(転職希望)
マンションに関わる全ての人に、今日より一歩安心して暮らせるようになる情報を届けます。
■ これからの発信予定
まずは「マンション管理の基礎」をテーマにした記事を順番に投稿していきます。
- 管理会社の役割
- 修繕積立金の決まり方
- 管理組合のしくみ
など、“知っておくだけで得をする” 内容ばかりです。
また、読者の方からの質問にも答えていきたいので、
気になることがあれば気軽にコメントしてください。
■ 最後に
マンションは、そこに住む人たちの知識と行動で、
暮らしの質も資産価値も大きく変わります。
このブログが、あなたの暮らしを少しでも豊かにする
“学びの場” になれたら嬉しいです。
これから、どうぞよろしくお願いします。

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