【4時限目:マンション暮らしの基礎】管理会社って何をしているの?住民が知るべき役割まとめ

マンション暮らしの基礎

マンションに住んでいると、
「管理会社って何をしている会社なんだろう?」
と感じたことはありませんか。

管理費を毎月支払っているものの、
トラブルが起きたときに
「どこまで対応してくれるの?」
「これは管理会社の仕事?」
と迷う場面も多いと思います。

実は、管理会社がやること・やらないことは、最初から決まっています。
この記事では、マンション管理の基本として
管理会社の役割をやさしく整理していきます。

マンションに住んでいる人だけではなく、マンション購入を検討している方も知流べき内容となっています。(賃貸マンションの管理会社と分譲マンションの管理会社は異なります!)


■管理会社の役割を一言でいうと?

管理会社の役割を一言で表すと、

「管理組合の業務を代行する存在」
です。

よく誤解されがちですが、
管理会社はマンションの持ち主ではありません。
あくまで、区分所有者で構成される管理組合から業務を委託されている立場です。

そのため、

  • 最終的に決めるのは管理組合
  • 管理会社は「決まったことを実務として動かす」

という関係になります。

管理組合については、下記記事をご参照ください。
初めてのマンション管理組合


■管理会社が主にやっている業務

管理会社が日常的に行っている業務には、次のようなものがあります。

  • 管理人業務(受付、巡回、簡易点検など)
  • 共用部の清掃や設備点検の手配
  • 管理費・修繕積立金の会計業務
  • 理事会・総会の運営サポート
  • 居住者からの問い合わせ・クレームの一次対応

これらはすべて、
管理組合だけで行うのは負担が大きいため、専門会社(=管理会社)に任せている業務です。

「自分たちで行うには専門的で煩雑な部分を、代わりにやってくれている」
と考えると分かりやすいです。


■管理会社が「やらないこと」「できないこと」

ここが一番大事なポイントです。

管理会社は便利な存在ですが、
何でもやってくれるわけではありません。

たとえば、次のようなことは管理会社の役割ではありません。

  • 管理組合の代わりに最終「判断」をすること
  • 契約に含まれていない業務を無償で行うこと
  • 住民同士のトラブルを強制的に解決すること
  • 理事会の意向を無視して独断で動くこと

「管理会社が冷たい」「動いてくれない」
と感じる場面の多くは、
立場や契約の問題であることがほとんどです。


■よくある誤解|管理会社=何でも屋?

「管理会社に言えば何とかなる」
と思ってしまいがちですが、実際はそうではありません。

管理会社が動けるかどうかは、

  • 管理委託契約の内容
  • 管理組合(理事会)の方針

によって決まります。

逆に言えば、
管理組合側がきちんと方針を決めれば、管理会社はその実行役として力を発揮します。


■住民・理事として知っておきたいポイント

管理会社とうまく付き合うために、
住民・理事として意識したいポイントは次の3つです。

  • 管理会社は「任せきり」にする相手ではない(任せきりにしてしまうと、管理会社も慈善事業ではないので、管理組合側が無知・無関心だとカモられます)
  • かといって、「敵対」する相手でもない(管理組合も管理会社なしでは立ち行かないのが殆どのため、管理会社へ接する態度が行きすぎていたり過度な要求すべきではないと思います)
  • 管理組合と管理会社は「チーム」

役割を正しく理解することで、
不要な不満やすれ違いは確実に減ります。


■まとめ

  • 管理会社は管理組合の業務を代行する存在
  • できること・できないことは契約で決まっている
  • 期待しすぎず、軽視もしないことが大切

管理会社の役割を正しく知ることが
マンション管理をうまく回す第一歩です。

まずは、
「管理会社は何をする会社なのか」
をぜひ一度、整理してみてください。

フロント担当者や管理室に問い合わせ、
管理委託契約書を確認してみると良いと思います。

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